PFO閉鎖術 医療従事者向け

HOME

カテーテルによるPFO閉鎖治療

流れ

脳梗塞の急性期治療の後、検査によってPFO(卵円孔開存)が原因の可能性が高いと診断された場合、カテーテルによる卵円孔開存閉鎖術が検討されます。

治療はX線透視のもと経カテーテル的に経食道心エコーガイド下もしくは心腔内エコーガイド下、場合によってはその双方のガイド下で行われます。
治療は全身麻酔で行われる場合と、局所麻酔で行われる場合があります。
現在本邦で保険収載されているPFO閉鎖デバイスはアボットメディカルジャパン合同会社より販売しております、AMPLATZER™ PFO Occluderです。

販売名:AMPLATZER™ PFO オクルーダー
承認番号:30100BZX00024000

留置時の透視画像

留置時の透視画像

留置後のデバイス

留置後のデバイス

治療手順は以下の通りです。治療は平均1.5時間程度かかります。
平均入院期間は約5日程度になります。

1. 大腿静脈よりデリバリーシースを挿入して、右心房側よりPFOを通し左心房側に近づけます。

2. 左心房にあるカテーテルの先端までオクルーダーを進めて、左心房側のディスクを傘のように開きます。

3. 左心房側のディスクを心房中隔に近づけます。

4. 右心房側のディスクを傘のように開きます。

5. オクルーダーとケーブルとの接続を解除して、オクルーダー本体のみを心臓の中に留置します。

治療のアニメーション動画
再生ボタンをクリックすると動画がスタートします。

BACK TO TOP

ここからのコンテンツは、アボットメディカルジャパン合同会社の製品やサービスに関する情報を、医療関係者の方にご提供することを目的として作成されており、一般の方への情報提供を目的としたものではありません。どうぞご了承ください。

あなたは医療関係者ですか?

エキスパートからのコメント
脳梗塞再発予防の新たな選択肢
順天堂大学 上野祐司先生